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【成功?後悔?】大企業からベンチャー・スタートアップに転職した体験談【福利厚生待遇編】

大企業からスタートアップ転職

大企業からスタートアップに転職してみた

大企業からスタートアップ転職

東証一部財閥系グループ会社でパワハラに合い耐えられず休職、そのまま転職を決意した私。
知り合いに紹介してもらった上場企業の役員さんが、今度会社を立ち上げるというので一緒に働いてみることにした。人生ノリと勢い!!笑
スタートアップの立ち上げを経験し、落ち着いてきたので大企業とのギャップや思ったことを書いていくよ!ここでは待遇について触れていきます。

大企業とスタートアップは福利厚生や待遇が天と地程違う

スタートアップだから待遇が悪いかといったらそれはもちろん会社によって様々。
ただ、スタートアップってこれから事業を開始するわけでお金が余っているわけじゃない。必然的に待遇が落ちる可能性の方が高いだろう。
ここでは東証一部財閥系グループ会社からスタートアップに転職した私の例を書いていこうとおもう。

年間休日と労働時間の違い

大企業の場合

年間休日・・125日以上
労働時間・・7.5時間

スタートアップの場合

年間休日・・110日
労働時間・・8時間

前職と比較すると、年15日多く出勤している。
労働時間は30分伸びた。これは月に換算すると1.5日分。
年に換算すると18日分にもなる。

つまり前職より年間33日多く出勤していることになる。。!!
ぎゃあああああああああ!!!!!

すぽんさーりんく

有休休暇の違い

大企業の場合

有給付与のタイミング・・入社日
有給消化率・・年間最低70%
有給消化のしやすさ・・有給毎月消化しないといけない。休めとめっちゃいわれる。

スタートアップの場合

有給付与のタイミング・・半年後
有給消化率・・社内目標値なし(今のところ病気した時くらいかな。。)
有給消化のしやすさ・・とてもしにくいよう!!笑というか忙しくて取得できない。。

前職では、10日超有給消化していたから年間休日と合わせると
現職は年間2ヶ月ほど多く出勤していることになるんだ。すごい。

転職後の給与は最低でも前職+2ヶ月分ないと割りに合わないということになる。
うおおおおおおおおおおおおおおおお

その他手当て関連

大企業の場合

十分な出張手当、住宅手当、タクシーチケット、旅行などに使える福利厚生費○万円分、その他色々。

スタートアップの場合

出張手当なし、ギリギリのホテル代。とにかく手当がない!!笑

残業代と残業時間

大企業の場合

残業代・・1分単位で支給
残業時間・・一般職月5時間、総合職月20時間以下
残業文化・・残業する場合、理由を上長に報告することが絶対。残業非推奨。

スタートアップの場合

残業代・・見込み残業
残業時間・・今の所月40時間くらい
残業文化・・見込み残業なんだからじゃんじゃんしやがれって感じw

一攫千金!!ストックオプション!?

ここまででスタートアップクソ待遇じゃんと思ったあなたに知ってもらいたいこと。
それは上場を目指すスタートアップの初期メンバーは、上場する際ストックオプションという一発逆転大勝利の権利がもらえるということ。(詳しくはググってね★)
とても美味しい制度なので、もらえるかもらえないかは経営陣の人柄次第。。笑
もちろん株価は生物なので一攫千金を約束できるものではないですが、最低でもボーナス円くらい〜数千万までは上場できたらもらえる権利が発生します。
私はもらえることになっているので、これが頑張る源になっていたりします。

上場できなかった時??それはいい経験をしたってことでプライスレスじゃない?

大企業からスタートアップに転職して成功?後悔?

待遇の違いはとにかく。。目を覆いたくなりますね笑
スタートアップの立ち上げから働き初めて数ヶ月経つけど、この転職が成功か後悔かというのは今はわかりません。
ただ、働いていて楽しいから今私はここにいる。それだけです。
会社が大きくなれば待遇も改善されるだろうし、業績が悪かったら潰れるわけで
それは自分たち次第でもある訳です。それがスタートアップのやりがい。

特にスタートアップの立ち上げという経験は誰でもできるわけじゃありません。
まず少数精鋭のため信用できる人物しか選ばないから求人なんてないだろうし。
そんな話が舞い込んできたら挑戦するしかないな思う訳ですよ。

一生に一度の人生だからね。そしてずっと同じ会社にいなきゃいけないなんてルールはない。合わなかったら転職すればいいのです。

どんな大企業だって最初はベンチャー。
会社を立ち上げる楽しさを苦しさを体験できるって今後必ず役立つ。
それだけは間違いないって思います。